令和3年 新年のご挨拶

公益社団法人 長崎県理学療法士協会

会長 大山盛樹

 

 

依然として続きます試練を、お見舞い申し上げますとともに謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

何かと不自由な日々が、出来る限り早く解消されることを心から願っております。

平素より公益社団法人長崎県理学療法士協会のホームページをご高覧いただき誠にありがとうございます。

本協会も県民の皆様や保健・医療・介護・福祉の関係の皆様にご提供する事業を行いたくても行えないもどかしい自粛の期間を過ごし、昨年の後半より少しずつではありますが、新しい生活様式と対策を充分に図り、ご提供できるようになりました。

未だ用心はしても過ぎる事は無く収まるには時間を要する状況にありますが、万全を期して県民の皆様方の保健・医療・介護・福祉の増進に臨みたいと思います。

先ず、今年は昨年よりコロナ感染症拡大予防のためにやむなく延期し持ち越しとなった大事業の「九州理学療法学術大会inSASEBO」を実現しなくてはなりません。既に準備委員会を再び立ち上げ、新しい生活様式と学術研修の様式そして対策を備えた大会を開催するように鋭意企画中にあります。もちろんテーマは「「理学療法のEPDCA-評価・科学的根拠そしてマネジメント-」です。新しいスタイルの正しく先駆となる学術大会をご期待いただきたいと思います。

次に、災害リハビリテーション活動の必要性を広く周知し、県はもとよりJRAT、関係団体の皆様とともに「災害リハビリテーション」の組織力と個々の実力を高めたいと思います。ここにも新しい様式と対策が大きく関わり、より深い認識が求められます。

そして、「厚労省指定臨床実習指導者講習会」は昨年の自粛と密回避の観点から予定修了者が整わず喫緊な状況になっています。後進をきちんと育成し我々理学療法士の将来が脆弱なものにならないように会員はもとより理学療法の関係の皆様には傾注していただきたいと切望いたします。

2021年は「丑の年」です。丑の年は「ガマン(耐える)「「これから発展する前触れ(芽が出る)」というような年と言われています。

今も新型コロナウイルスの感染拡大により世の中の殆んどのことが不自由さを感じながらも、世界中が頑張っています。今年は皆でこのコロナウイルスを克服し、その中からも新しい様式や革新の数々が生まれ、「ニューノーマル」を上手に希望に満ちて生活できることが希望されます。

そのような時代にしっかりと寄り添える組織でありたいと思います。

本年も皆様からの更なるご支援とご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

一日も早く落ち着いた生活を取り戻せるよう、心より申し上げ、ご挨拶と致します。