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会長挨拶

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会長挨拶
公益社団法人 長崎県理学療法士協会
会 長  塩 塚  順

公益社団法人長崎県理学療法士会の活動には、平素から多くの方々や多くの関係団体の方々には、ご理解とご協力を賜り誠に有難うございます。

 

士会の紹介

長崎県理学療法士協会の歴史は1971(昭和46)年、日本理学療法士協会設立から5年後、16名の会員で始まりました。設立初年度に開催された特別講演では『イギリスの理学療法-特に脊柱について-』が長崎大学医学部整形外科の医師を講師に開催されました。当時の理学療法教育の背景としても海外、特に西洋医学を基礎として広がっていたこともありますが、鎖国時代に唯一海外との貿易が許され、日本における西洋(近代)医学の発祥の地とも知られる長崎県の歴史との繋がりについても感慨深いものがあります。オランダ人ポンペと松本良順の尽力により1857年に開設された長崎伝習所(後の長崎大学医学部の基礎となる)から『医は長崎から』という言葉が生まれました。16名から始まった長崎県理学療法士協会の歴史は、現在では1,900名余りの会員が在籍し、地域に根差した活動を継続し日本最西端長崎県に様々な情報を集め、発信できるよう努めています。

長崎県は【坂が多い】、【離島が多い】などの地理的特徴が有名なところだと思います。長崎県理学療法士協会の歴史においても、『坂との戦い』、『離島(過疎地)との戦い』は強く意識して発展したと考えています。設立当初から議論され続けた地域に帰すためのリハビリテーション専門職としての考え方、医療、行政、保健、福祉機関など他職種との連携を基盤としたマネジメントの歴史は、現在もリハビリテーションにおける地域医療に大きく貢献していることは間違いありません。

現在は、2013(平成25)年に取得した公益社団法人として、理学療法士が広く国民に知っていただけるよう啓発することも重点的に活動しています。

  • オランダ坂
    オランダ坂

    異国情緒溢れる坂の町:オランダ坂(長崎旅ネットHPより)

これまでの士会活動を振り返って

1992(平成4)年に第27回日本理学療法士学会が『移動と理学療法』をテーマにして長崎市で開催されました。1995(平成7)年に社団法人長崎県理学療法士会に移行した年に発刊した設立25周年記念誌に、全国学会開催に携わった準備委員長はじめ当時の士会長が情熱を傾け成功裡に幕を閉じたこと、大きな安堵感とともに充実した学会であったことが記されていました。2006(平成18)年には、佐世保市で第41回 全国学術研修大会を開催しました。この名称に変更した最初の開催県として歴史に残ったと思います。『ホスピタリティ:おもてなしの心』を“key word”として運営に携わり、多くの参加者からお褒めの言葉をいただきました。そして何より、精一杯協力してくれた会員の働きに当時から会長職を務めさせていただいていた私と2名の副会長で感極まって涙したことが良き思い出になっています。ひとつ県士会が大きく成長した出来事であったと思います。

2013(平成25)年に公益社団法人長崎県理学療法士協会に移行しました。以前より社団法人の公益性のため、障害者スポーツ大会、ねんりんピック大会、夏の高校野球選手権長崎県大会、長崎ゆめ総体(全国高等学校体育大会)、高校サッカー等のサポート活動を実施してきました。また、理学療法週間事業の一環として理学療法士の啓発、佐世保地区での長崎県理学療法士会長杯少年ソフトボール大会、長崎市での同少年リトルリーグ大会などを開催し、指導者、保護者、選手にスポーツ外傷の予防を促してきた実績があります。これらの業績から2014(平成26)年の「長崎がんばらんば国体・大会」(国民体育大会)の準備委員として県からお声をかけていただきました。特に障害者大会である「がんばらんば大会」では、他の職能団体と協働で全会場にコンディショニングルームを設置することに成功しました。その運営では当県士会員が大きく貢献し、行政をはじめ県民や他の職能団体に理学療法士の可能性を大きくアピールできたと思います。

  • がんばらんば大会
    がんばらんば大会

    長崎がんばらんば大会での活動(長崎県理学療法士協会 県民向け広報誌『ぴーかんてらす』より)

 

士会の今後に向けて

日本は、諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています。長崎県では更に、離島などを中心に出生率の低下に加え、就学期を過ぎると都市部へと転住する社会移動などが人口の減少とともに大きな問題となっています。急性期医療から終末期医療そして地域で生活する高齢者、国民を支える重要な立ち位置に理学療法士は存在しています。全国的にも、2025年に高齢者を地域で支える仕組み「地域包括ケアシステム」の構築を推進しています。地域で暮らす国民皆様の様々な場面で“自分らしい生活”に向き合い、一緒に努力していける高い資質の理学療法士の育成とシステム作りを目指していきたいと思います。まだまだ未熟な会ではありますが、行政、医療、保健、福祉各関係団体のご協力、ご指導を今後も賜りたいと存じます。

野村克也前楽天イーグルス監督の語録に「若いときに流さなかった汗は、年を取ったときの涙となる」という言葉があります。当士会は若い会員が多く、これからのリハビリテーションを背負っていく責任・義務があります。知識・技術の研鑽は重要ですが、人間性や社会性を高め、患者さんをはじめ多くの県民の期待に 応えるよう努力していきたいと思います。

 

2015年7月16日
公益社団法人 長崎県理学療法士協会
会長 塩塚 順
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