☆祝☆ 平戸市民病院 大石典史理学療法士「第48回医療功労賞」受賞

 

長年にわたり地域医療に貢献してきた人をたたえる第48回医療功労賞(読売新聞社主催、厚生労働省、日本テレビ放送網後援、損保ジャパン日本興亜協賛)の都道府県受賞者として平戸市民病院の大石典史氏が、県内の理学療法士として初めて受賞いたしました。

受賞に先立ち、1月24日(金)の読売新聞地域欄に大きく紹介されました。また、2月4日(火)にNIB長崎国際テレビにて長崎県医療功労賞の授賞式典が開かれ、本会からも大山会長、小泉副会長が出席し受賞を祝しました。

 

(2020年1月24日 読売新聞 長崎12版25面 地域欄より引用)

<新聞記事内容紹介(原文ママ)>

患者に寄り添いリハビリ

国民健康保険平戸市民病院 理学療法士 大石典史さん 66

 

「誰もが、自分の人生を自分らしく生きられる社会であって欲しい」。そんな信念の下、理学療法士として40年以上にわたり県北地域のリハビリ医療の充実に心血を注いできた。「大変ありがたいことで、今後の励みにもなる」受賞を喜ぶ。

平戸市出身。県外の工業大を卒業したものの、”企業戦士”への違和感から別の進路を探ろうと養成校に入り直し、3年かけて国家資格を取得した。

国立療養所壱岐病院(現・県壱岐病院)を振り出しに、8年余り離島で勤務した。リハビリテーションという言葉がなじみのない時代。1日40~50人を担当することもあったが、懸命に障害と向き合う患者らの姿に「私の方が逆に勇気をもらっていた」と振り返る。

1987年に平戸へ帰郷。当時は市内で1人だったリハビリ専門職として国民健康保険紐差病院(現・平戸市民病院)に入った。「緑寿(ろくじゅ)」を迎えた今なお、通所リハの運営責任者として乳幼児からお年寄りまで幅広い世代の生活、社会復帰を支えている。

「たくさんの縁があって、今がある」。一番に思い浮かぶのは、いつも自身の健康を気遣ってくれ、昨年3月に64歳で旅立った妻の明子さんだ。「この先も元気で、できる限り多くの人たちの心に寄り添っていきたい。妻も見てくれているはずだから」

 

 

<2020年2月4日 NIB長崎国際テレビ 受賞式典にて>

[写真左が大石氏本人-共に受賞した立花医師と喜びの表情-]

[写真右が大石氏本人-本会大山会長とともに-]

 

 

 

 

本会にとっても、この受賞は大変喜ばしいことであり、来たる2月15日(土)に開催される第31回長崎県理学療法学術大会にて特別功労賞を贈呈する予定です。また、当日夜の情報交換会にも出席いただく予定です。多くの会員とともに、この受賞を心からお祝いさせていただきたいと思います。

 

 

長崎県理学療法士協会 会長 大山盛樹