新年のご挨拶

 

 

公益社団法人 長崎県理学療法士協会 会長
大山 盛樹

 

 

平成31年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられたことと、心からお喜び申し上げます。

また、平素より公益社団法人長崎県理学療法士協会のホームページをご閲覧いただき誠にありがとうございます。

本協会も昨年6月より新しい組織となり、多くの手探りと議論の日々ではありましたが、初めての春を大事なく迎えることが出来ました。これもひとえに皆様方のご支援とご指導ならびに会員の皆さんのご協力があってのことと、心より厚く感謝申し上げます。

「亥年」となる2019年は本協会のみならず我々「理学療法士」にとっても、早々より対峙すべき事業が続きます。

先ずは、平成最後となる「第30回長崎県理学療法学術大会in長崎」において教育や各領域より、現状(≒足許)の観点(≒看脚下)から新しい展開を導きます。

次に、養成校指定規則の変更に伴う「臨床実習指導者」講習会の中央から長崎県内への展開となります。この臨床実習の展開は学生の実習の課題ではなく、現在の臨床や教育現場の理学療法士に問われる価値観の変革であり、確実に我々の将来を左右する展開になると考えられますので情報の注視に努めていただきたいと思います。

また、2020年に向けた「九州ブロック理学療法学会in SASEBO」準備委員会を進め、2021年の「設立50周年記念式典・事業」の準備にも動き出します。

2019年の「亥年」は「己亥(つちのとい)」と言われ、「完成した自己や成熟した組織が足元を固めて次の段階を目指す準備をする年であり、個人は知識を増やし精神を育て、組織は人材育成や投資や基盤固めなどと内部の充実を心がけると良い年」だそうです。まさに、前述した我々の状況に相通ずるようにも思います。

これからの本協会の事業展開が、県民の皆様が住み慣れた長崎で安心して暮らすための一助となることを強く希望いたします。

決して、「猪見て矢を引く」(事が起こってからあわてて対策を講ずる)ことが無いよう、常に気を引き締め皆様方や会員の皆様の側を向き行動する組織であると同時に、地域の保健・福祉(介護)・医療の充実に貢献できる、県民にとって必要とされる組織でありたいと考えております。

本年も皆様からの更なるご支援とご指導ご鞭撻を心からお願い申し上げます。