下五島地区 第1回研修会 活動報告
毎日履いている靴について、意識して考えた事がありますか?
日 時:平成29年6月9日(土) 18:30~20:00
会 場:五島市 松山住民センター
テーマ:医療介護専門職のためのシューフィッテングの知識
講 師:こころ医療福祉専門学校 理学療法科 学科長 古里尚也 氏
趣旨:
毎日履いている靴について、意識して考えた事がありますか?人各々、靴に対する思いは違いますが、靴の種類やサイズの違いで体に与えるものは大きく違います。
今回、医療・介護職の方々も含めて、靴に対する知識を深め、対象となる方々へ、より健康的な足作りが出来るよう、その現場でご活躍されている古里尚也先生を講師としてお迎えし、ご高話頂きました。
内容:
人間の体は、環境や使用する物によって変化しやすい、靴も同様で、例えば実際の足のサイズより大きい靴では、足部横アーチの低下を来たす等の影響がみられる。今回、足長・足囲・足幅からの靴のサイズの見方、日本人の靴に対する傾向や特徴、靴の製品選びのポイント、ヒールカーブや足趾の特徴等について、参加者各々に紐靴を持参頂き、分かり易くご講義頂きました。
総括:
今回の研修を通して、自分の正しい足のサイズを知る手法を知る事が出来たと思います。靴に足をあわせるのではなく、足に靴をあわせる事が、非常に大切であると感じました。しかし、島内では靴の取り扱い店舗も少なく、カタログからの注文や、インターネット通販を利用する所も少なくありません。医療・介護の現場において対象の利用者様方や、我々の世代、また子ども世代まで、足元を整えて全身を整えることができる術が身近にあることを周知出来る様、靴の取り扱い店舗とも協力し、地域住民を支える仕組み作りが出来ればと感じました。
対象者数(参加者):PT 8名(司会1名、当日運営2名含む) OT 1名
看護1名 介護3名 PT学生 3名 計15名
参加者の声:
・今日はとてもよい勉強になりました。靴についての意識が変わりました。
・靴に対してあまり関心がなかったですが身体に大きな影響を与えていることがわかりとても関心が湧きました。
・靴選びの簡単なアドバイスができるようになって良かったと思います。
・靴について分かりやすく説明していただき関心が湧きました。
・大変勉強になりました。私もフットケアに興味を持ち、今回参加しました。
[報告者:下五島地区代表 木場宗也]