第35回長崎県理学療法学術大会 大会長挨拶
謹啓 時下、会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度,第35回長崎県理学療法学術大会を令和7年6月28日(土),29日(日)に長崎大学医学部坂本キャンパス(長崎市)にて開催させていただきます。長崎県を支える多くの優れた理学療法士の諸先輩方がいるなかで,35回もの歴史ある大会長を拝命したことに,責任の重さと同時に大きな感謝の思いを感じております。ご参加いただける皆様にとって充実した学術大会となるよう準備を進めてまいります。
今回の学術大会のテーマは「笑顔をつくる理学療法の新時代」といたしました。私たち理学療法士は,対象者の身体機能を回復・向上させるだけでなく,その人らしい生活や社会参加を支え,ひいては心からの笑顔を取り戻すお手伝いをする重要な役割を担っています。この「笑顔」は,治療の成果としてだけではなく,患者様やご家族の生活における希望や喜びの象徴でもあります。
また,「笑顔」は単なる感情表現にとどまらず,様々なポジティブな効果を引き出してくれます。治療の効果を高める心身への影響,信頼関係を築くための安心感や親近感をもたらし,リハビリテーション対象者のみならずチーム医療に関わる全ての関係者のコミュニケーションを円滑にしてくれるはずです。そして,私たち自身が理学療法士という仕事に誇りとやりがいを抱き,明るく楽しく笑顔でいられる未来を望んでいるのではないでしょうか。
近年,理学療法は医療(健康),福祉のみならず,災害やスポーツ,産業など多くの分野において期待され,急速な進化を遂げています。AIやICT技術の発展,さらに包括的な地域医療との連携が進む中で,私たちは今,常に前向きな理学療法の姿を模索しています。
本大会では,第一線でご活躍されている先生方による講演やシンポジウム,口述発表を企画しております。理学療法の実践的な知見を共有するとともに,私たち理学療法士が“笑顔をつくり”,“笑顔になれる”明るい未来ための意欲や士気が高揚する一つの機会になれば幸いです。そして,この場で生まれる繋がりが,理学療法のさらなる発展に寄与することを期待しております。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
謹白

第35回長崎県理学療法学術大会
大会長 大石勝規
(学校法人岩永学園 こころ医療福祉専門学校)
